茨城県で近年力をつけているのが、2018年の春のセンバツに、初出場を果たした明秀日立高校である。
初出場で初勝利を挙げると、ベスト16まで勝ち進んだ。
金沢監督は、光星学院で春夏合わせて8度甲子園へ導き、プロ野球選手なども多数育て上げた名将である。
2012年の秋から明秀日立の監督に就任すると、約5年で甲子園へ出場する強豪校へと育て上げた。
そんな、金沢監督は選手達の気持ちを同じ方向に向かせるために、選手全員で行進に取り組ませた。
また、光星学院時代からの金沢監督の代名詞である「打ち勝つ野球」に選手が一丸となり一点を取り一点を守る「全員野球」をプラスした。
そして、野球以外の生活面にも細かく指導し、人任せにしつつあった部員に、責任感を持たせた。
また、県外選手が多いたことから、地元への貢献をし応援されるチームをつくるなども行なっている。