「立場を少し変えてやることで、チームにもいい形ができてくるはず」/ クラーク記念国際 佐々木啓司監督

21世紀に入り、高校野球界で躍進を続ける北海道勢。

「弱小」と称されていた時代が嘘であるかのように、甲子園で結果を残している

そんな激戦の北海道に新たに誕生した強豪校が北北海道に位置する、クラーク記念国際だ。

2014年の春に部員9人でラグビー場を拠点に、活動を始めると、様々な困難もありながらも、2年3ヶ月のスピードで、通信制としては初の夏の甲子園に出場を果たしたのだ。

そんなチームを指揮するのは、佐々木啓司監督である。

佐々木啓司監督の記事はこちら。

「ヒグマ打線」でおなじみの駒大岩見沢で指導経験のある名将である。

佐々木監督は、クラークの監督に就任後は、選手たちへの指導方法を少し変化させた。

厳しく選手達を指導するだけでなく、海や温泉に連れて行くなど、息抜きの時間を取り入れるなどメリハリのある活動を行なっている。

また、時にはチームを引っ張る「主将」 と「選手会長」の二人で、ダブル主将体制をつくるなど、精神面の負担を軽減させ、できるだけ技術面に集中する時間を増やすなどの工夫も凝らしている。

通信制として初の「全国制覇」に向けて、佐々木監督と選手たちの挑戦は続いている。

クラーク記念国際の記事はこちら。

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