3季連続となる、甲子園準優勝を成し遂げるなど、数々の結果を残している、青森県の八戸学院光星。
強力打線を武器に勝ち進み、全国でも上位進出の常連校としてのポジションを確立している。
そんな八戸学院光星を指揮しているのは、チームの最高成績へ導いた実績を持つ、仲井宗基監督である。
仲井監督は、過去に3度も甲子園で準優勝を成し遂げており、高い評価を受けることが多い。
しかし、3度の挑戦で、いずれも負けていることは、自身の力の無さであるとして、過去の功績に満足することなく、采配や指導を勉強し続けている。
中でも、敗戦で痛感させられた、決勝の舞台では勢いや流れなどの運が通じないことは、選手たちに伝えるだけでなく、自身の教訓として、常に持ち続けている。
そのため、根拠のない練習は行わず、試合で指揮を執る際にも、情けで判断することは避けている。
もちろん、グラウンドを離れれば、気持ちを切り替え、選手たちの父親のように接し、冗談を混じえながら談笑することもあるが、勝負事においては、甘えや妥協を許すことはしない。
そうした徹底したスタイルによって、選手たちは、日々成長することができ、運の来ない場面でも、実力だけで勝ち上がれるのである。
勢いや流れに頼らない、圧倒的な力を引き下げ、八戸学院光星と仲井監督は、4度目の正直で、悲願の甲子園制覇を目指す。
- 「練習は人にやらさられるのではなく、自らやることが大切」／ 春日部共栄 本多利治監督
- 「高校野球は、ない中でどうやるかの野球」／ 如水館 迫田穆成監督
- 「基本はなくても基礎はある」／ 創成館 稙田龍生監督
- 「過去や結果を考える前に、今何ができるかを最優先に考えよう」／ 池田 岡田康志監督
- 「一つのミスがゲームを落とす」／ 九州国際大付 楠城徹監督
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