「きつくても逃げ出さない選手は必ず伸びます」/ 北照 河上敬也監督

1991年の夏に甲子園初出場を果たすと、センバツでは2度のベスト8に進出するなど、道内だけでなく全国でも躍進を続けている北照高校。

そんなチームを1981年から2015年までの35年間指揮し、春夏合わせて8度甲子園に導いたのは、OBの河上敬也監督である。

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河上監督は、野球に必要な「」、「」、「」に「」を加えた、独自の指導でチームを育てていた。

私学の強豪校として認識されている北照ではあるが、立地が悪いこともあり選手が集まりにくく、毎年一学年20人弱の選手しか入部しないことから、「怪我」による欠場は大きな課題であった。

そこで、練習に医学的根拠に基づいたオリジナルのトレーニングを取り入れ、専門家の指導を受けながら成長と怪我をしない体づくりを目指していた。

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また、練習時のトレーニングには「難しいメニュー」を敢えて取り入れ、選手たちに思考力と粘り強さを身につけさせていた。

そして、指導キャリアも長く、全国でも結果を残していくなかでも、就任当初から変わることなく周囲のアドバイスには耳を傾け、良いものは全て指導に役立てるなど変化を恐れず選手たちと共に、努力をつづけていた。

河上監督の残した伝統を引き継いだ北照は、夏の甲子園初白星と全国制覇の目標に向かって、今日も汗を流している。

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