「楽しい野球を続けるためには、何が今自分には必要なのかを考えながらやっていくこと」/ 成田 唐川侑己選手

2007年のセンバツに2年連続出場を果たし、初戦で延長12回の末敗れるも全国にその名を広めた、千葉県の成田高校

当時チームのエースを務めていたのは、「高校BIG3」と称され世代を代表する好投手として注目を集めていた、唐川侑己選手である。

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唐川選手は、小学生時代に県大会8強の成績を残していたこともあり、中学の名門野球チームから複数の勧誘を受けていたが、中学校の軟式野球の入部を選択し、市の選抜チームに選出され、全国準優勝へ導く投手にまで成長していった。

そのため、成田高校進学後すぐから試合に出場し、1年の夏にはベンチ入りも果たし、秋の新チームからはエースを務めるようになっていった。

唐川選手の好投でチームは県大会を制すると、勢いそのままに関東大会も制して一気に全国から注目を集め、優勝候補としても注目されるようになっていった。

そんな期待や世間の声に左右されることなく、冬場には徹底した走り込みで下半身の強化を行い、試合で必要になる投球術についても研究するなど、努力を続けていった。

迎えたセンバツの初戦では、10奪三振で完封という衝撃の甲子園デビューを果たし、2年連続の出場となった3年のセンバツでも、敗れながらも延長12回を失点2で投げ切った。

最後の夏は、県大会で延長14回に及ぶ激闘で敗れるも、3試合35奪三振の驚異的な記録を残したのであった。

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