センバツでは8強、選手権では4強と、春夏いずれの甲子園でも好成績を残している、秋田県のノースアジア大明桜。
校名が変更される前の、秋田経法大附時代から、全国で活躍しているため、その知名度は高い。
そんなノースアジア大明桜を指揮しているのは、低迷期のチームの再生を託されて就任した、輿石重弘監督である。
輿石監督は、県外のチームで指導していた際に、全国の舞台へ導けなかったものの、プロ野球選手を育て上げていたことから、定評があった。
その期待に応えるかのように、就任から僅か半年足らずで、8年も遠ざかっていた甲子園へ導くことに成功した。
そうした結果を支えているのは、輿石監督の徹底的に効率を追求した、合理的な考え方である。
それは、どんなに嘆いたり、努力しても変えることのできない事象を、敢えて触れないという考えである。
もちろん、諦めたり妥協するのではなく、難しい状況下では、別の方法を探したり、他の分野でカバーするなど、最善は尽くすようにしている。
このような、物事の捉え方や見方をすることで、無駄な時間を使わずに、スピーディーに成長できるようになり、限られた時間や条件でも、結果を残せるのであった。
- 「練習は人にやらさられるのではなく、自らやることが大切」／ 春日部共栄 本多利治監督
- 「高校野球は、ない中でどうやるかの野球」／ 如水館 迫田穆成監督
- 「基本はなくても基礎はある」／ 創成館 稙田龍生監督
- 「過去や結果を考える前に、今何ができるかを最優先に考えよう」／ 池田 岡田康志監督
- 「一つのミスがゲームを落とす」／ 九州国際大付 楠城徹監督
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