「人間的な成長なくして技術の成長はない」/ 東北 富沢清徳監督

高校野球界では、名門で指揮を執る場合や、名将からのバトンを受け継ぐ際、指導者の多くは、OBをはじめとした周囲からの声や伝統にとらわれ、結果ばかりを急ぎがちになる。

しかし、東北高校を指揮する富沢清徳監督は、結果や技術ばかりに執着せず、人間的な部分の指導を重視し、名門を率いている。

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「基本を身につけるには練習量が必要」/ 東北 高井雄平選手

2001年のセンバツ大会に、前年秋の東北王者として出場した、宮城県の東北高校

当時、2年生ながらチームのエースを務めていたのは、打者としても高校通算36本塁打を記録し、注目を集めていた、高井雄平選手である。

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「どうせミスをするなら、練習をした上でミスしたい」/ 東北 加藤政義選手

2005年の夏の甲子園に、宮城県大会3連覇を果たして出場し、8強に進出した東北高校

当時、チームの主将を務めていたのは、1年夏からレギュラーとして試合に出場し、3年間活躍を続けていた、加藤政義選手である。

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「最後の最後まで競争し、勝負して欲しい」/ 東北 我妻敏監督

100回の挑戦で成し遂げられなかった東北勢の悲願である甲子園制覇の夢。

そんな東北勢の中で最もトップの甲子園で勝ち星を挙げているの宮城県である。

その宮城を代表する名門で、甲子園優勝まであと一歩とせまった経験を持つのが東北高校である。

東北高校は、昭和5年の初出場以降春夏合わせて40回の甲子園出場を誇り、夏の甲子園で準優勝の経験もある。

創部110年を超える歴史もあり、プロ野球選手を多数輩出している高校野球界では有名な学校である。

そんな名門を指揮していたのは、東北高校のOBでもあり甲子園出場経験もある我妻敏監督である。

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