「やはり試合で勝てるためには精神的に追い込むことは必要です」/ 東海大菅生 若林弘泰監督

1996年の初出場後、春夏甲子園出場を経験し、2017年には4強まで勝ち進むなど、近年更に力をつけている、東海大菅生

チームを2009年から指揮しているのは、プロ野球選手として活躍していた経験も持つ、若林弘泰監督である。

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若林監督は、選手たちが、試合やその後の社会に出た際に困らないように、「自主・自治・自立」をテーマに指導している。

そのため、練習では簡単に結論を教えず、練習試合後のミーティングでは、選手だけで行わせ、課題や解決のための練習方法まで話合わせ、選手主体のチームを目指している。

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また、自身の体験から、監督や指導者ではなく、チームメイトから信頼される選手になるようことが大切であることも伝えている。

プロ野球引退後の社会人生活や、教員免許取得のために大学へ入り直した際に、多くの仲間の支えで苦労を乗り越えられたからである。

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レギュラーや補欠、ベンチ入りをを決める際にも、技術やスキルだけでなく、「仲間からの信頼度」を重視しているほどである。

元プロ野球選手の肩書きがあることで、強さや勝利にばかり注目されることも多い中、ぶれることなく、選手たちを人としての成長させている若林監督の采配に、今後も目が離せない。

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