技術や努力だけでなく才能や運など、あらゆる要素が重なり合った時に成果というものは得られるため、結果を出したい時には全てを高める作業が必要となる。
もちろん、持って生まれた才能の差というものは、鍛錬では簡単には縮まらないが、才能のない分を他の技術や努力というもので補うことは可能である。
だが、才能というものは持っていないのではなく、見つかっていないものが多く、あると信じて意識して探す努力を行えば、身近に潜んでいるものでもある。
そうした才能の仕組みと同様に、意識の有無が取得できる能力や技術量、得られる結果を変えるとして、高い意識を持つことを求め指導をしているのは、敦賀気比の東哲平監督である。
敦賀気比は、全国制覇の実績も残しているため、入部してくる選手たちの多くは「日本一」といった大きな目標を掲げ、高い技術や能力も持ち合わせている。
しかし、東監督はそうした選手たちの気持ちや技術を維持したり向上させるためには、意識が必要であると考えており、気持ちの部分の強化を第一としている。
練習の一球や一秒をどこよりも高い意識でこなしているからこそ、敦賀気比は北陸勢初の全国制覇を成し遂げられたり、その後も躍進を続けられるのだろう。
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