「もっと、じっくり自分の可能性を信じて欲しい」/ 帝京 前田三夫監督

甲子園で春夏合わせて3度の全国制覇を成し遂げている、「東の横綱」と称されることも多い東京を代表する強豪、帝京高校。

チームを率いているのは、甲子園で通算50勝を超える勝ち星を挙げている前田三夫監督

前田三夫監督の記事はこちら。

前田監督自身は選手として甲子園出場経験がないが、監督としては、春夏3度の全国制覇を成し遂げている。

監督就任当初は選手との野球に対する考えの差が大きくあり、スパルタ式の指導に選手が逃げ部員は10分の1まで減り、思うようにいかない日々が続いていた。

しかし、監督の努力と熱意で、甲子園常連の強豪校とまで成長したのだ。

そんな前田監督は、長い監督生活の中で、時代にあった指導法に変更したり、過度の「勝利至上主義」を捨てたりと何度も試行錯誤をしながら選手たちを指導している。

しかし、厳しい練習を耐え、努力している選手を見捨てないためにも、一度たりとも「勝ち」を捨てることはしていない。

また、厳しくて辛い練習を乗り越えたことを「自信」にするよう伝えている。

自分に自信の持てた選手は、さらなる高みや可能性を信じて次なる目標を目指すからだ。

帝京の強さとは、技術の高さだけではなく、どんな場面でも選手たちが「自信」を持ちプレーすることができることなのだろう。

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