「地に足を付けてやること、浮かれないことが一番大事」/ 仙台育英 佐々木順一朗監督

平成に入って、何度も悲願の甲子園制覇に近づいた東北勢。

そんな東北勢の中でも優勝に最も近いと言っても過言ではないのが仙台育英である。

仙台育英は甲子園で平成の30年間で41の勝ち星を挙げ、元年と27年の夏、13年のセンバツでは準優勝という成績を残している。

決勝では敗れているものの、1点差や延長戦という互角の戦いを繰り広げている。

そんな名門仙台育英を約20年指導し、数々の名選手やプロ野球選手を輩出してきたのが、現在(2019年1月)、学法石川で指揮をとっている佐々木順一朗監督だ。

佐々木順一朗監督の記事はこちら。

仙台育英の監督としてセンバツ準優勝1回、選手権準優勝1回、国体優勝1回、明治神宮野球大会優勝2回という成績を残している。

学法石川の記事はこちら。

佐々木監督は野球だけでなく、挨拶などにも、基本をきちんと理解させることから指導をする。

強豪での指揮ではあるが、決して勝利だけに拘らない。もちろん負けを考えているわけではなく、基本を軸に選手の個性を引き出していく。

そして、相手が名選手や名門であっても選手たちを落ち着かせて、普段通りのプレーをさせている。

また、自チームが「優勝候補」や「名門」と世間から注目を浴びても、浮かれないように気を配る。

基本から引き出された選手たちを、周りに左右されることなく落ち着かせてプレーをさせていたことが強さであり、佐々木監督の野球だったのだろう。

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