「心は熱く、頭は冷静に」/ 東大阪大柏原 田中秀昌監督

平成最強の呼び声高い大阪桐蔭、80年代を中心に昭和を代表する名門PL学園など、全国制覇経験校が8校存在している大阪府。

毎年、全国レベルの戦いが繰り広げられ、公立私立に関係なく強豪揃いで、ノーシード制で大波乱が起こる激戦区である。

そんな大阪で、上宮を率いてセンバツ制覇を成し遂げ、東大阪大柏原時代では、後の春夏連覇メンバーがいる大阪桐蔭を決勝で敗り甲子園の切符を手にするなどの実績を残したのが名将田中秀昌監督である。

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現在は大学野球の監督を務める田中監督は、技術より精神面を大切にしている。

大阪や近畿地区での予選では、初戦からトップレベルのチームとの対戦が避けられない。

そのためにも、「気持ち」の面で負けていては技術や試合では勝てないと考えている。

しかし、決して根性論で突き進むのではなく、熱い気持ちを冷静にコントロールする頭も必要だとし、感情だけでプレーすると、見失うことも増えミスが出ることを忘れず選手たちに指示を出している。

「勝ちたい」という気持ちは最後の最後で必要となる。

だが、気持ちだけでは空回りをしたり、粗さが出たりする。それらをコントロールさせ、プラスの要素にすることが大切なのだろう。

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