「『やっておけばよかった』と思うことは全て実行する」/ 駒大苫小牧 佐々木孝介監督

2004年の夏の甲子園で、北海道勢として初の甲子園制覇を成し遂げた駒大苫小牧高校。

2005年にも優勝し、夏の甲子園連覇を達成。翌年も夏の甲子園の決勝に進み、敗れはしたものの、早稲田実業決勝戦引き分け再試合で球史に残る名勝負を繰り広げた。

そんなチームを指揮しているのは、甲子園初優勝時の主将であった佐々木孝介監督である。

佐々木孝介監督の記事はこちら。

2009年には22歳の若さで、全国屈指の名門を指揮すると、苦しみながらも、北海道内では常に上位進出を続け、甲子園にもチームを導いている。

佐々木監督は、駒大苫小牧の伝統である、「雪上ノック」や真冬でも外で野球を行うスタイルを継承し指導している。

そして、佐々木監督の恩師でもある香田誉士史前監督が行っていた基礎の徹底を選手達に強く伝えている。

基礎の繰り返しから得る自信や、選手間競争など、様々な面でプラスになる練習を妥協を許さず行い、試合での後悔の可能性を片っ端から潰しているのだ。

後悔をしないためにも、練習量や根性論が見直される今、かつての甲子園制覇者は、得るものが多いと考えて、あえて継続している。

野球ノートで選手と対話をしたり、スケートで下半身を鍛えるなど、新たな取り組みや練習メニューも取り入れながら、選手と共に同じ温度でかつての自分を思い出し本気で全国制覇を狙っている。

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