「だから何がしたいのか」/ 北海 平川敦監督

高校野球の北海道の歴史と言えば北海高校の歴史そのものであると言っても過言ではないだろう。

夏の選手権は100回中38回出場し、文句なしの全国トップの数字を残す。

2016年夏には88年ぶりに、全国のベスト4に進出し勢いそのままに準優勝を成し遂げ、近年も躍進を続けている。

そんな伝統校を、26歳の若さで率いるようになったのが、平川敦監督である。

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就任当初は、駒大苫小牧の黄金期であり、全国だけでなく道内を勝ち抜くことに苦しみ、結果が残せずにいた。

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しかし、その間に様々な指導方法や野球、選手との接し方などを学び、08年夏に、約10年ぶりに甲子園への出場を果たし低迷期を脱したのだ。

平川監督は、言われて動く選手ではなく、自分で考えれる選手を育てることを意識し指導している。

気づいたときにアドバイスをし、状況に応じてどのようにしたいかを、選手に問いかけ考えさせるなど、個人の意見を重視しながら、「考える力」を野球を通して教えているのだ。

価値観や考え方を押し付けるのではなく、選手の意見を引き出すことで、選手の成長の幅が広がるのだろう。

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