高いゴールや目標を目指す時ほど、圧倒的な努力に励んだり過酷な鍛錬を積み重ねなければ、たどり着くことや達成することは難しいものである。
もちろん、努力や鍛錬に費やした時間や量が多ければ良いという問題ではないが、少なくとも片手間でいい加減なものでは、納得のいく結果は出ない。
何かしらの試練にぶつかったり、苦戦を強いられる中で、試行錯誤を繰り返し心身が鍛えられ、あらゆる力を身につけてはじめて、成果というものを手に入れられる。
そんな考えから、他校を上回る練習量で日本一を目指すスタイルを確立しているのは、大阪偕星学園を指揮している山本晳監督である。
山本監督は、激戦の大阪や近畿を勝ち抜くために、早朝から深夜にまで及ぶ日々の練習で、基礎基本を全員が完璧にこなせるよう徹底させている。
時には緊張感を持たせるために、罰走を用意して、ミスに対して仲間からの厳しい声が飛ぶ環境を作り、苦しみや辛さを味わせながら「やりきる力」を育ませている。
山本監督の厳しい指導に耐え抜く、大阪偕星学園の選手たちが日々の努力で流した汗が、喜びの涙となる日は、決して遠くはないだろう。
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