スポーツでは、試合でプレーする選手たちが勝敗に影響を大きく与えるため、勝利をした際には彼らばかりが注目されたり賞賛されるものである。
しかし、勝利という結果を作るのは、試合に出場したメンバーたちだけでなく、控えの選手や指導者、応援してくれる人たちなど全員の力である。
そのため、例えレギュラーの座を掴めず補欠になったとしても、サポートや声援などの技量以外の形でも、充分に勝利に貢献はでき活躍したとも言える。
そんな考えから智弁和歌山を指揮している中谷仁監督は、甲子園出場や全国制覇を達成するには、全員が戦力にならなければならないことを伝えている。
智弁和歌山は、一学年約10人の部員のみのため、日々の練習に一生懸命励んでいる選手は全員、3年間で一度は試合に出場させる方針を掲げている。
しかし、中には怪我によってプレーを断念せざるを得ない選手もいることから、中谷監督は選手全員が輝ける場所を提供するように心がけている。
また、控え選手たちもデータの研究やレギュラー選手の補助など、何かしらの役割を与え、努力する姿勢が見られた場合にはキチンと評価することも行っている。
役割やゴールは違えど、選手一人ひとりがチームへ貢献するといった意識を持っているからこそ、智弁和歌山は強豪校としての地位を築き続けられるのだろう。
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