「負けて涙が出なくなったら、辞めにゃいかん」/ 大垣日大 阪口慶三監督

高校野球界屈指の名門である東邦や、現在指揮する大垣日大で、数々の成績を残している阪口慶三監督

時代の流れに合わせ、指導のアプローチを変えながらも、真剣に勝利を目指すというブレない信念を持ち、70歳を過ぎた今でも指導を続けている。

そんな阪口監督だが、野球で結果を出すことと同時に、選手たちを一人前に育てることも重視している。

もっとも、指導者生活スタート当初は、勝つことを使命とばかり考え、厳しい練習で追い込み、ひたすら勝利だけを追求していた。

伝統と実績のある名門、東邦高校のブランドを下げてはならないという周囲からの声や自身の考えがあったからだ。

だが、厳しいだけでは選手たちの伸びしろに限度があり、人として成長しなければ、一定以上の成果は残せないことを学び、以降は指導方針を改めた。

特に、大垣日大の監督就任以降は、善い人でなければ善いチームや選手には育たないとして、人を育てることにもそれまで以上に時間を割いた。

もちろん、勝利を目指す姿勢は捨てることはせず、負けた際には選手たちと一緒になって涙を流すことも少なくない。

過去の実績にとらわれず、目の前の選手たちに真摯に向き合い、貪欲に一つの勝利を目指しながら人を作る阪口監督はまさに名指導者だ。

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