「高校生は心の変化によって、プレーが左右されてしまいます」/ 桐生第一 今泉壮介監督

1999年の81回大会で、群馬県勢初となる、夏の甲子園優勝を成し遂げた、桐生第一高校。

以降も、全国で活躍を続けていることに加え、プロ野球選手も輩出していることから、その知名度は高い。

そんな桐生第一を指揮しているのは、チームの伝統を継承しながら、新しさも取り入れている、今泉壮介監督である。

今泉監督は、福田治男前監督が築き上げた、守りからリズムを作るスタイルを受け継ぎ、日々の練習では守りに時間を割くことが多い。

だが、その際には、持論を押し付けたり、間違ったプレーであっても、闇雲に叱るようなことはしない。

厳しくすることは必要であっても、方に嵌めたり、萎縮させては、個性や長所が引き出せないからである。

特に試合では、精神状態がプレーに与えるものが大きいとして、注意や指示を出す際の言葉には、注意を払っている。

その結果、チームの伝統の野球を受け継ぐことに成功するだけでなく、自らの掲げる新しい野球を融合も果たせたのであった。

就任後低迷させることなく、全国にも導くなど、活躍を続ける今泉監督の指導から、今後も目が離せない。

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