「選手に頭を使わせて、体に覚え込ませることが大事」/ 国士舘 永田昌弘監督

センバツ出場する度に上位進出を続けていたことから、「春の国士舘」と称されるている、東京都の国士舘高校。

チームを1983年から23年間指導し、その後は大学野球の指導を経て、2016年に再び国士舘の監督に就任したのが、永田昌弘監督である。

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永田監督は、「守備と走塁で勝つ」という国士舘の伝統をスローガンに掲げてチーム作りを行なっている。

打撃の強化にも力を入れているが、試合では相手チームの投手や自チームの選手の調子で左右されるため、安定感のある守備と走塁を鍛えている。

そのため、練習では少ないチャンスや土壇場のピンチなどを想定させながら、「1球」に対して緊張感を持たせながら、プレーさせている。

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また、練習に試合のリアリティーを加えるために、投手にはブルペンでばかり投げさせず、バッテイングピッチャーとして投球をさせている。

打者も投手も漠然と練習に打ち込むのではなく、相手の心理や考え方を想像させるなど、常に試合に近い感覚を経験させている。

高い意識と質の練習で成長を遂げ、激戦区で躍進を続ける国士舘永田監督の挑戦に、今後も目が離せない。

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