「心を鍛えないと、体を鍛えても意味がありません」/ 興南 我喜屋優監督

史上6校目の春夏連覇を成し遂げた沖縄県の興南高校は、技術の高さを武器に果たした過去の5校とは異なり、人間力の高さで栄光を掴んだのであった。

チームを指揮する我喜屋優監督は、就任以降、学校や寮生活などの日常生活の過ごし方について、口酸っぱく指導し続けている。

高校野球の監督であれば、日常生活を指導するケースは多いが、大きな問題等がなければ、メンバー決めや試合での選手起用は、実力を優先するようになってしまう。

しかし、我喜屋監督は、そういった建前で片付けず、技術や能力が高いだけでは、試合には出場させず、場合によってはベンチ入りすら認めないほどの徹底ぶりである。

このスタイルを貫いているのには、野球をしているのが人間である以上、勝負を分ける最終的なものは人間力の差であるという考えがあるからだ。

もちろん、技術や肉体の強化を全く行わないわけではないが、ベースとなる人間力の成長がなければ、身につかないとして、心の成長を最優先に指導している。

人間力で試合だけでなく、人生の勝利も掴みにいく興南野球こそ、高校野球の本来の姿なのかもしれない。

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