「練習は試合に負けて悔しいからやるんじゃなくて、勝つためにしっかりとやる」/ 興南 宮城大弥選手

2019年の夏の沖縄県大会で、沖縄尚学と延長13回に及ぶ大激闘を繰り広げ、堂々の準優勝を果たした興南高校。

当時チームのエースを務めていたのが、1年夏から甲子園のマウンドを経験するなどの活躍を見せていた、宮城大弥選手である。

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宮城選手は、中学時代に日本代表として世界大会を経験していたこともあり、興南高校に進学後すぐの春の大会からベンチ入りし、周囲から注目される存在であった。

しかし、1、2年時に出場した夏の甲子園では、マウンドで好投を披露するも、責任感の無さから、 チームに勝利を呼び込めず、思うような結果が残せていなかった。

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そのことを踏まえて反省し、2年秋の新チームからは、上級生としての自覚を意識するようになり、宮城選手は次第にチームを引っ張る存在にまで成長していった。

また、個人の結果だけでなく、チームの勝利のための練習を行うようになったことが、成長のスピードを加速させた。

そして、興南高校の伝統でもある喜怒哀楽を表に出さないポーカーフェイスのプレースタイルも継承し、どんな場面や状況でもベストを尽くせる精神力も身につけ、最後の夏を迎えることとなった。

県大会の決勝では延長13回タイブレークで力尽きるも、その後、高校日本代表に選出され、打者としても活躍し、プロ入りを果たしたのであった。

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