「勝負にもう1回はない」/ 明秀日立 金沢成奉監督

近年急速な成長を遂げ、茨城県の新興勢力として認識されてるのが、2018年のセンバツに初出場を果たし、ベスト16まで勝ち進んだ明秀日立高校である。

チームを指揮しているのは、光星学院(現、八戸学院光星)の監督時代に、夏の甲子園4強へ導いた実績を持つ、金沢成奉監督である。

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金沢監督は、「3年で甲子園出場」を目標に、2012年に明秀日立の監督に就任すると、最初の年で県大会8強進出へと導いた。

甲子園に行けなかったことを悔しがる監督に対し、県大会で上位進出したことのなかった選手や保護者からは感謝されるという光景に驚き、技術やスキル以前にチームの意識改革が必要と考え、新チームをスタートさせていった。

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全国レベルのチームのように、「全国制覇」という高い志を練習から持たせるように、僅かなミスにも妥協なく指導し、1球へ執念を持つことを伝えている。

技術が高い選手が集まっていないチームであるため、技術が足りていないことに怒ることはしないが、プレーに対する姿勢など、取り組み方やプロセスが間違っていれば、厳しく指導している。

そして、これまで無かった選手寮を学校に協力して提供してもらい、寮生活を通してチームワークを育てることや、日常生活から人として成長させることも目指している。

ゼロからのスタートした明秀日立を着実に成長させている金沢監督の、今後の采配にも目が離せない。

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