「決して自分たちの力だけで甲子園に出場できる訳ではない」/ 鳴門 森脇稔監督

昭和13年の初出場後、春夏合わせて20回を超える甲子園出場を記録してる徳島県の伝統校、鳴門高校。

そんなチームを平成19年から指揮しているのは、選手時代に主将も務めていたOBの森脇稔監督である。

森脇稔監督の記事はこちら。

森脇監督は、褒める指導が重視されつつある時代に敢えて「嫌われ役」に徹し、選手たちを成長させるために厳しい指導を行っている。

練習では滅多に褒めることをせず、敢えて厳しい環境を作り、苦しさや辛さから自力で何かを生み出す力を身につけさせている。

そのため、選手の「反骨心」に火をつけることを目的に、選手の失敗や間違った考えに対して厳しい言葉で指導することも多い。

【関連】池田高校の記事はこちら。

また、地道にコツコツ継続した練習を行うように伝え、粘り強い選手にするために、冬場の期間には、地道な基礎基本の練習を繰り返し行わせている。

そして試合では、地域や保護者などの応援や支えてくれる人への「感謝の気持ち」と、持っている力を上手く発揮するための「笑顔」を意識いながらプレーするように伝えている。

森脇監督が2度目の就任した平成終盤から再び力をつけつつある伝統校鳴門高校が、甲子園を制する日はそう遠くないだろう。

鳴門高校の記事はこちら。

「「決して自分たちの力だけで甲子園に出場できる訳ではない」/ 鳴門 森脇稔監督」への2件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です