無名のおかやま山陽を甲子園出場へと導き、強豪校としての地位を確立させた、堤尚彦監督。
高校野球の指導者でありながら、ジンバブエの代表チームの監督を担うこともある。
そんな堤監督は、選手たちを人間性から育てることに力を入れている。
そのためチームには、66カ条にもなる「部訓」が存在しているが、いずれも野球にだけ関係するのではなく、人生に役立つ言葉が記されている。
もちろん、その言葉は単なる綺麗事を集めただけではなく、そこには堤監督の人生で得た教訓ばかりである。
野球の指導者から教育者、海外青年協力隊など、あらゆるキャリアで学んだことを、野球を通して伝えているのだ。
また、文字だけでは上手く伝わらず、選手たちが伸び悩んでいる時には、自身の経験を参考に口頭でアドバイスを送ることも行う。
そして、選手たちの成長が止まることは、自らの指導力不足であるという持論から、実績を残してもなお、勉強や様々なことへの挑戦する姿勢を忘れない。
選手たちだけに努力を課すのではなく、監督自ら挑戦して手本を見せてる指導スタイルは、これからもおかやま山陽の強さを支えていく。
↓堤尚彦監督の記事はこちら↓
- 「練習は人にやらさられるのではなく、自らやることが大切」/ 春日部共栄 本多利治監督
- 「高校野球は、ない中でどうやるかの野球」/ 如水館 迫田穆成監督
- 「基本はなくても基礎はある」/ 創成館 稙田龍生監督
- 「過去や結果を考える前に、今何ができるかを最優先に考えよう」/ 池田 岡田康志監督
- 「一つのミスがゲームを落とす」/ 九州国際大付 楠城徹監督
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「「選手が伸びないというのは指導者の引き出しの少なさと愛情不足だと思っています」/ おかやま山陽 堤尚彦監督」への1件のフィードバック