「指導者からいわれたことをどう受け止めるかが、成長のスピードに関わってくる」/ 履正社 安田尚憲選手

2016年の神宮大会を制し、翌年のセンバツでも、順当に決勝に駒を進め、史上初の大阪対決で惜しくも敗れるも、堂々の準優勝を成し遂げた、履正社高校。

当時チームの中心打者として攻撃を引っ張り、高校通算60本を超える本塁打を記録し、高校日本代表にも選出されたのが、安田尚憲選手である。

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安田選手は、プロ注目のスラッガーでありながら、勉強でも好成績を残し、得意とする日本史の偏差値は70を超えるなど、文武両道の選手であった。

小学1年生から野球を始めた安田選手は、同時に勉強もスタートし、毎日最低30分は机に向かう習慣をつけていくと、社会科教師であった父の影響もあり、歴史に関する本を読むようにもなっていった。

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勉強や読書を続けることで、「理解する努力」や「学ぶ姿勢」、「考える力」が自然と身につき、野球での成長を支えていた。

高校進学後も、勉強で身につけた力が活かされ、監督やコーチからの指導やアドバイスの本質を見抜き、自分の力へと変えていった。

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また、怒られた際にも、落ち込んだり、へこむこともせず、怒られた原因意図などを考え、次のプレーや自身への課題としてプラスにとらえていた。

プロの世界でも、勉強で身につけたスキルを活かす安田選手から、目が離せない。

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