「負けを意味のある負けにしないといけない」/ 龍谷大平安 小寺智也選手

2018年の夏の100回記念大会で、甲子園通算100勝目を劇的なサヨナラで挙げた、京都府の龍谷大平安高校。

当時、エースとして、チームを甲子園に導き、甲子園では投打に渡る活躍で、16強入りに貢献したのが小寺智也選手である。

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小寺選手は、2年時の夏の京都府大会決勝で、2番手として登板するも打ち込まれ、チームも3回までに11点差をつけられるなど、「あと一歩」のところで甲子園を逃す、悔しい経験を味わった。

悔しさをモチベーションに挑んだ、新チームの秋の大会でも、「100回大会までに100勝」という周囲からのプレッシャーもあり、センバツ出場を逃すなど、小寺選手と甲子園の間には、大きな壁が立ちはだかっていた。

それでも、チームの目標と、自身の雪辱を晴らすために、残された最後の夏に向かって、小寺選手は、前年以上に冬に厳しいトレーニングや練習を重ねていった。

迎えた、夏の大会は、21回2/3を投げて無失点という数字を残し、準決勝までの全試合をコールドで勝利する6試合70得点を挙げた味方の援護も必要としない、圧巻のピッチングで甲子園出場を果たした。

甲子園でも好投は続き、初戦では2失点を許すも、2回戦では、被安打5・失点1という好内容の投球で完投勝利を記録した。

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