「大事な場面でこそ気持ちのコントロールが大事」/ 創志学園 西純矢選手

2018年の夏の甲子園で、チームの歴史を塗り替える夏の初勝利を挙げた、岡山県の創志学園高校。

当時2年生ながらチームのエースを務めていたのは、気迫あふれる「ガッツポーズ」で注目を集めた、西純矢選手である。

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西選手は、創志学園に入学すると1年春からベンチ入りをし、2年の春にはエースとしてチームの中心選手となっていた。

2年夏に出場した甲子園では、初戦で前年秋の九州王者の創成館相手に16奪三振完封の力投で、一躍優勝候補と注目選手に挙げられた。

しかし、投球後に見せる派手な「ガッツポーズ」が物議を醸し、審判から注意を受けた2戦目では、自身のペースを掴めず本来の投球が発揮できず敗れた。

ガッツポーズ」には、西選手を応援してくれていた天国の父に活躍を知らせる意味合いも含まれていたが、相手への配慮も必要であるという審判からの注意であった。

西選手は、「ガッツポーズ」を禁止されて自分の投球ができなくなったことを反省とし、2年秋からは、技術を磨くことだけでなく、感情をコントロールする練習にも励んでいった。

3年の春夏には甲子園出場を果たせなかったものの、日本代表に選出さると、投打に渡る活躍でチームに貢献していった。

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