「どれだけ実戦と同じ緊張感と集中力を持ってやれるか」/ 樟南 山之口和也監督

1994年の夏の甲子園準優勝や夏の県大会5連覇など、数々の実績と記録を残している鹿児島の名門、樟南高校。

そんなチームを2010年夏から指揮しているのは、選手時代に夏の甲子園8強に進出した経験を持つ、OBの山之口和也監督である。

山之口和也監督の記事はこちら。

山之口監督は、チームの伝統でもある「バッテリーを中心とした守りの野球」を継承し、毎年チーム作りを行なっている。

そのため、軸となる投手と守備においては時間をかけて徹底的に鍛え安定感を作り、攻撃に良いリズムをつなげるようにしている。

また、オフシーズンを中心に基礎となるキャッチボールや体力作りを通して、伝統の守りの面の完成度の向上を目指している。

【関連】鹿児島実業の記事はこちら。

【関連】鹿児島工業の記事はこちら。

そして、もう一つの伝統である「自主練習」のスタイルも受け継ぎ、全体練習を早めに切り上げ、自主練習がしやすい環境を作っている。

自身の経験も踏まえて、「やらされる練習」では試合では動けず効果がないことを伝え、選手が自らに練習打ち込ませ、「自主練の量」を試合での「自信」として持たせている。

伝統のスタイルを継承し、自分たちの野球でで試合巧者となり、更なる躍進を続ける樟南から、今後も目が離せない。

樟南の記事はこちら。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です