「『人』として負けた時や挫折した時に『どうするか』と考えられるようになってほしい」/ 福岡大大濠 八木啓伸監督

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「基礎基本ができない選手は、新たな技術の上積みはできません」/ 福岡大大濠 八木啓伸監督

何事においても、スタートとなる基礎や基本となるものを身につけてはじめて、応用力を手に入れたり発展したスキルを取得できるものである。

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「練習時間が短いことはマイナスではない」/ 福岡大大濠 八木啓伸監督

昭和の終わりから平成初期にかけて甲子園で活躍し、その後も強豪として毎年県大会の優勝候補に挙げれている福岡大大濠高校。

そんなチームを2004年からコーチとして指導し、10年からは指揮もとっているのは、OBの八木啓伸監督である。

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「生活でもきちんとやるべきことをやると、野球にもいい影響がすごく出てくる」/ 福岡大大濠 古賀悠斗選手

2017年のセンバツに、前年の九州王者として出場し、2回戦では引き分け再試合を制して、8強に進出を果たした福岡大大濠高校。

当時正捕手を務め、高校通算52本塁打の打撃と共にチームを引っ張っていたのが、古賀悠斗選手である。

古賀選手は、中学時代は投手を務めていたものの、高校進学後は打撃を期待され野手に転向し、1年夏はサードとして試合に出場していた。

しかし、1年時から即試合に出場していたことで、他の同級生が入学後から行っていた基礎体力を強化するメニューに参加できず、スタミナやパワーの面での課題が多く、中々状態を上げれずにいた。

また、慣れない長距離の通学や朝練に伴う早起きなどの、高校生活への対応にも苦戦を強いられていた。

それでも、冬場の期間に他の部員に追いつくために自主練なども含めた地道なトレーニングを重ね、徐々に力をつけていった。

そして、2年夏から急遽スタートした捕手でも、反復練習を徹底して行い、最初の大会となった秋には、強肩強打で九州を制する立役者となった。

迎えた、センバツ大会でも攻守に渡る活躍を見せ、チームの8強進出に貢献すると、その年のU18にも選出されたのであった。

「練習の1つ1つの動きが、すべてにつながる」/ 福岡大大濠 八木啓伸監督

甲子園には春夏出場経験があり、県内では上位進出常連で毎年優勝候補として注目されている存在であり、プロ野球選手も輩出している福岡の強豪、福岡大大濠高校。

1989年の夏の甲子園と、2017年のセンバツ大会では8強に進出し、2016年の秋は、県大会と地区大会を優勝し、神宮大会四強進出を果たしている。

そんなチームを2010年から指揮するのは、OBの八木啓伸監督である。

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