「失敗と書いて成長と読む」/ 高松商 長尾健司監督

記念すべき第1回センバツ大会の覇者で、甲子園では4度の全国制覇を記録し、出場回数は春夏合わせて40回を超える、香川県の名門、高松商業

そんな高松商業を2014年から指揮しているのは、中学野球の監督として全国制覇へ2度導いた実績を持つ長尾健司監督である。

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長尾監督は、甲子園から約20年遠ざかっていたチームを、「自主性」を重視した指導で、就任から僅か2年で、センバツ準優勝を果たすまでに復活させた。

高松商業は、グランドは他部との併用であり、部員数も多い状態ではも、選手全員の気持ちを一つにするために、全員同じ練習をさせている。

一人当たりの練習量を確保するために、グループ分けを行い、大会直前まで控え選手にも平等にチャンスを与えるなどの工夫も凝らしている。

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平等な練習量と、出場機会を与えることで、レギュラーになれなかったり、ベンチ入りを果たせなかった選手も、納得してサポートや応援をするようになり、全員が同じ意識で大会に臨むことができるのである。

そして、失敗やミスをした選手も、挑戦したことを評価し、選手の前向きな気持ちを後押しするような指導を行い、モチベーションを支えている。

伝統に長尾監督の野球が追加された高松商業は、令和の時代も甲子園で躍進し続けるだろう。

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