春夏合わせて、5度の全国制覇を成し遂げている、神奈川県の名門、東海大相模高校。
伝統の「アグレッシブベースボール」を武器に、積極的な戦術で戦うスタイルは、全国レベルの強豪も、リスペクトしている。
そんな東海大相模を指揮していたのは、4度の甲子園優勝へ導いた実績を持つ、門馬敬冶監督である。
門馬監督は、就任した翌年のセンバツ大会を制するなど、幸先の良いスタートを切ったが、その後は、勝てない日々が続いた。
特に、夏の大会においては、優勝候補に名を挙げられながらも、あと一歩のところで、何度も甲子園の切符を逃していた。
それでも、敗戦から悔しさだけを味わうのではなく、反省材料を持ち帰っては、改良を重ねることを続けた。
また、選手にだけ改善を求めるのではなく、自らの指導方法や采配なども見直しを行い、アップデートを続けた。
その結果、チームは悲願の夏の甲子園へ返り咲くことに成功すると、その5年後には、学校として45年ぶりとなる、優勝も果たしたのであった。
門馬監督が作り上げた、負けからのスタートする野球は、東海大相模の伝統として、これからも受け継がれていく。
- 「練習は人にやらさられるのではなく、自らやることが大切」/ 春日部共栄 本多利治監督
- 「高校野球は、ない中でどうやるかの野球」/ 如水館 迫田穆成監督
- 「基本はなくても基礎はある」/ 創成館 稙田龍生監督
- 「過去や結果を考える前に、今何ができるかを最優先に考えよう」/ 池田 岡田康志監督
- 「一つのミスがゲームを落とす」/ 九州国際大付 楠城徹監督
PL学園 中京大中京 仙台育英 佐賀北 作新学院 健大高崎 八戸学院光星 前橋育英 北海 名言 報徳学園 大阪桐蔭 履正社 帝京 常総学院 広陵 愛工大名電 拓大紅陵 敦賀気比 日大三高 日本文理 早稲田実業 明徳義塾 明石商業 明豊 星稜 智弁和歌山 智弁学園 東海大相模 松山商業 横浜高校 池田高校 沖縄尚学 済美 県岐阜商 聖光学院 興南 花咲徳栄 花巻東 開星 静岡 駒大苫小牧 高松商業 高校野球 龍谷大平安