「『投げてみたい』という思いが『本気で投げよう』という思いに変わるかどうかが大事」/ 桐光学園 松井裕樹選手

2012年の夏の甲子園で、学校史上最高成績となる8強に進出を果たした、神奈川県の桐光学園

当時、2年生ながらエースを務めていたのは、4試合で68奪三振の好投を見せ、チームの快進撃の立役者となった松井裕樹選手である。

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松井選手は、小学2年から野球を始めると、中学時代には全国制覇を経験するなど、強豪校から注目を集める中で、桐光学園へ進学した。

桐光学園に入学後は、1年の夏から3年生投手とのダブルエースと称され、チームを県大会準優勝に導くと、2年夏には悲願の甲子園出場も果たした。

甲子園では、初戦で10者連続を含む22奪三振の衝撃の全国デビューを果たすと、その後も圧巻ピッチングで奪三振率17.00を記録し、一躍注目を浴びる存在となった。

しかし、2年秋以降は、注目された分、対戦相手から徹底マークと研究をされ、思うような結果が残せずに苦しむこととなった。

それでも、ウエイトトレーニングや走り込みで徹底的に下半身を強化したり、球種を増やすことにも取り組み、最後の夏直前の練習試合では、センバツ優勝校相手に被安打1、18奪三振で勝利するなど、ベストな状態に仕上げた。

迎えた、夏の神奈川大会では準々決勝で敗れ甲子園出場は逃すも、その後の世界大会に日本代表として出場し、チームを2位に貢献したのであった。

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