目指すべゴールが一つであっても、プロセスとなる道はいくつも存在しており、どれかが正しくてどれかが間違っているということはない。
また、誰かの成功した道を同じように歩んでも失敗することもあれば、未開拓な道を独学で進んでも成功する場合もあり、正解というものは定まっていない。
自分が信じる道を進み、壁にぶつかれば乗り越えたり遠回りをするなど試行錯誤を繰り返して懸命に歩み続けることができれば、必ずゴールにたどり着ける。
そんな考えから、自身の価値観や経験を押し付けるのではなく、選手たちが自分自身で考えて取り組むように促して、富山第一を指揮しているのは、黒田学監督である。
黒田監督は、かつて監督主導のチーム運営を行い結果を残せなかった経験から、選手たち主体での活動に切り替え、サポート役に徹している。
もちろん、放任になってはいけないため、目標設定や努力の仕方などは何度も対話を重ね、間違った方向や非効率なものにならないようにするなど、指導の熱量自体は変えていない。
主役の選手たちを上手く引き出し、のびのび練習させる黒田監督は、県勢初の全国制覇へ向けて、今日も独自の指導スタイルで汗を流している。
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「「同じ結果を目標としても方法は1つじゃない」/ 富山第一 黒田学監督」への1件のフィードバック