「やると決めたラインまでしっかりやりきろう」/ 仙台育英 須江航監督

東北勢悲願の甲子園制覇に最も近い存在であると称されている、宮城県の仙台育英高校。

平成の甲子園では3度の準優勝を経験し、勝ち星は41で全国4位の記録を残し、神宮大会での優勝経験もある全国を代表する強豪である。

そんな仙台育英を指揮するのは、須江航監督である。

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部内不祥事でチームが沈んでいる2018年1月に監督就任をすると、周囲からの様々な声に左右されることなく、チームを立て直し夏の甲子園へと導いたことで、東北の新たな名将として注目を集めている。

また、中学校の軟式野球部での指導や全国制覇の経験もあり、就任2年目の夏の甲子園では8強進出するなど数々の実績を残している。

須江監督は、仙台育英の特色でもあった「自主性」の野球を残しつつ、カバーリングや全力疾走など新たな課題を掲げて指導している。

自主性」は、選手の力を最大限に引き出せる反面、弱さや甘さによって「」が生まれていた。

そこで、見逃されつつあった「」を減らすために、努力や練習、約束事などをやると決めたことをやり遂げるよう何度も選手に言い続け、「自主性」の見直しをした。

そして、部員との毎日のミーティングを通して野球以外のことなども話し、選手の心の変化や考え方、性格までもを把握し、選手たちにあったチーム作りを行なっている。

新しい仙台育英と、新監督の悲願の「日本一」への挑戦はまだ始まったばかりだ。

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