「大切なのは、『テーマを持つ』ということ」/ 仙台育英 須江航監督

平成の時代に春夏合わせて、東日本勢最多の41の勝ち星を甲子園で挙げている宮城県の仙台育英高校。

そんなチームを2018年から指揮しているのは、中学野球の監督として全国制覇に導いた実績を持つ、須江航監督である。

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須江監督は、チームの不祥事後に監督に就任したこともあり、約1ヶ月にも及ぶ時間をかけて70人を超える選手全員と面談を行い、チーム内の現状を把握していった。

監督の価値観や理念を押しつけることはせず、選手たちの考えや希望に可能な限り沿ったチームづくりを行なっていった。

選手たちとの信頼関係を築くために、謹慎が明け練習を再開した際にも、毎日ミーティングを行い、野球以外の話も交えながら、監督の想いを選手に伝えていった。

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そして、仙台育英の伝統である「自主性」のスタイルを継承しながら、「自主性」によって生まれていた「」をなくす取り組みもスタートさせていった。

中でも、技術に関係なく誰でも取り組める「カバーリング」と「全力疾走」は、小さな隙を減らすことにつながり、選手たちにとっても成功体験が自信へと変わっていった。

様々な逆境を乗り越え、以前と変わりなく躍進を続ける須江監督の率いる仙台育英が、東北の悲願を果たす日は近そうだ。

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