「監督として一番いけないのは、変な先入観を持つことなんです」/ 箕島 尾藤公監督

70年代に黄金時代を築いた、和歌山県の伝統校、箕島高校。

公立高校で唯一の、春夏連覇を成し遂げた実績を残している名門である。 

春夏連覇校の記事はこちら。

甲子園では、センバツで三度、夏の選手権は一度の計四度の全国制覇の経験があり、全国的な知名度を誇っている。

そんな箕島を全国レベルのチームへと作り上げたのが尾藤公監督である。

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「甲子園には神様しかいないと思っています。」/ 龍谷大平安 原田英彦監督

2018年の夏の甲子園の100回大会で甲子園通算100勝を達成した、京都府の名門、龍谷大平安

高校野球の歴史で100勝越えは、史上2校目の快挙である。

甲子園では平成終了時点で、春夏合わせて4度の全国制覇をし、出場回数はセンバツではトップである。

そんな名門を指揮するのは、平安愛に溢れた原田英彦監督である。

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「時間との闘いをしなさい。」/ 済美 上甲正典監督

高校野球には、ミラクルとして語り継がれるチームが多数存在する。

愛媛県の済美高校もまた、「ミラクル済美」と称された。

済美は2002年創部すると2004年のセンバツには、甲子園初出場を決めた。

センバツ大会の記事はこちら。

そして、甲子園では接戦で強豪校を次々倒し、初出場初優勝を成し遂げたのであった。

そんな済美の名を全国に広めたのが、名将、上甲正典監督である。

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「本気と一生懸命は違う」/ 県岐阜商 藤田明宏監督

春夏合わせて、甲子園で4度の全国制覇と6度の準優勝を誇る岐阜県の名門、県立岐阜商業

勝ち星は高校野球100年間で87勝と、公立ではトップクラスである。

そんな、名門を率いていたのが藤田明宏監督である。

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「一人一役全員主役」/ 広陵 中井哲之監督

甲子園で70を超える勝ち星を挙げ、3度の全国制覇を誇り、7度の準優勝を記録する、広島県の広陵高校。

大正、昭和、平成のいずれの時代も甲子園の決勝進出の実績があるだけでなく、数々の名選手やプロ野球選手も輩出している。

県や中国地方だけでなく、高校野球界を代表する名門である。

そんなチームを作り上げているのは、広陵OBであり、選手時代にも甲子園出場経験もある中井哲之監督である。

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「花よりも、花を咲かせる土になれ」/ 星稜 山下智茂監督

高校野球界で長年、北陸の野球を引っ張っている存在である石川県の星稜高校。

昭和47年夏の初出場から、箕島高校との延長18回の死闘や、明徳義塾戦での松井選手に対する5打席連続敬遠、平成7年の夏の甲子園準優勝など、数々の記録や記憶に残るチームである。

箕島の記事はこちら。

明徳義塾の記事はこちら。

そんな名門を38年間指揮を執っていたのが、山下智茂監督である。

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「上手い選手はいらない、強い選手しか使わない。」 / 聖光学院 斎藤智也監督

21世紀に入って初めて甲子園の土を踏んだ福島の聖光学院

その後、18年間で春夏合わせて20回の甲子園出場、夏は県大会で13連覇を記録するなど、高校野球界では知らぬ者はいない強豪へと成長した。

そんなチームを1999年より指揮しているのが、斎藤智也監督である。

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「できたらいいな、じゃなくてするぞ。」 / 浦和学院 森士監督

甲子園常連校である、埼玉県の浦和学院高校。

甲子園に出場すれば、毎度優勝候補の一角と注目されながら、四強止まりで悔し涙を流していた。

そのため、ファンからは「無冠の帝王」と称されていたが、2013年のセンバツでジンクスを脱し、初の全国制覇を成し遂げた。

そんなチームを1991年から27歳の若さで監督に就任し、指揮を執っているのが名将、森士監督である。

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「ガツガツやっちゃうと、普段通りじゃなくなる」/ 前橋育英 荒井直樹監督

2013年の夏の甲子園で、初出場初優勝の快挙を成し遂げた、群馬県の前橋育英高校。

派手さこそないものの我慢強く試合を進め、ワンチャンスをものにし、ロースコアの試合を制し、全国の頂点に立った。

そんなチームを作り上げたのが、荒井直樹監督である。

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