「歴史を俺たちが変えよう」/ 日大山形 荒木準也監督

平成に入り幾度も甲子園の決勝まで勝ち進み存在感を示している東北勢。

東北の悲願の全国制覇は着実に近づいていると誰もが感じている。

そんな東北勢で密かに力をつけているのが、山形県勢だ。

かつて、東海大山形PL学園に大敗したことで最弱と言われていたが2006年には日大山形が県勢初の8強、13年には4強進出と、一歩ずつ優勝へ近づいている。

そんな山形の歴史を作り続ける日大山形を率いてるのが、OBでもある荒木準也監督だ。

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「役割を決めながら戦っていく」/ 至学館 麻王義之監督

東邦中京大中京など全国制覇の経験を複数回持つ名門を筆頭に、毎年群雄割拠する激戦区愛知県。

その愛知で、新勢力として注目を集めているのが至学館高校である。

2005年創部すると、11年夏には甲子園に出場し、その後は県大会の上位進出、東海大会の常連校となった。

また、2016年秋には県大会で「私学四強」と呼ばれている、チームを全てサヨナラで下すと、2017年にはセンバツ出場、春季県大会、東海大会優勝など、躍進を続けている。

そんなチームを指揮するのは、麻王義之監督である。

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「調子を崩した時に、立ち返るのが原点」/ 熊本工 安田健吾監督

九州地区の高校野球の歴史を作ってきたと言っても過言ではない、歴史と実績を兼ね備えている熊本工業高校。

県だけでなく、地区トップの甲子園出場回数と勝利数、プロ野球選手輩出数を記録として残している。

また、甲子園でも準優勝を3回経験するなど、公立校ながら全国レベルの力を持っている。

そんなチームを率いてるのが2014年秋に就任したOBでもある、安田健吾監督だ。

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「悪いことは知らん顔というか、まずはいいところを伸ばしてあげよう」/ 延岡学園 三浦正行監督

九州大会の常連でもあり、甲子園での実績ももある宮崎県の強豪延岡学園高校。

2013年夏には、下馬評は低かったものの快進撃を続け、準優勝を成し遂げ、全国の高校野球ファンにその名を知らしめた。

そんな延岡学園を2017年9月から指導しているのは、三浦正行監督である。

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「立場を少し変えてやることで、チームにもいい形ができてくるはず」/ クラーク記念国際 佐々木啓司監督

21世紀に入り、高校野球界で躍進を続ける北海道勢。

「弱小」と称されていた時代が嘘であるかのように、甲子園で結果を残している

そんな激戦の北海道に新たに誕生した強豪校が北北海道に位置する、クラーク記念国際だ。

2014年の春に部員9人でラグビー場を拠点に、活動を始めると、様々な困難もありながらも、2年3ヶ月のスピードで、通信制としては初の夏の甲子園に出場を果たしたのだ。

そんなチームを指揮するのは、佐々木啓司監督である。

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「怒られて『何くそ』と思ってくれれば」/ 八重山商工 伊志嶺吉盛監督

高校野球の歴史で離島の高校として、初めて甲子園出場した沖縄県の八重山商工

甲子園出場は春夏合わせて二度だが、その知名度は凄まじい。

2006年のセンバツで離島から甲子園への出場で、全国から大きな注目を集めたのだ。

センバツで初出場初勝利を挙げると、夏の甲子園では16強まで勝ち進んだ。

八重山商工は、「100年かかっても八重山から甲子園は無理」と言われていた、不可能を可能にし、島の歴史を作ってきたのだ。

そんなチームを作り上げたのが伊志嶺吉盛監督である。

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「メンタルの問題にして逃げてはいけない」/ 新潟明訓 佐藤和也監督

夏の甲子園での勝ち星は100回の歴史で28個。

90回のセンバツでは、僅かに3勝と全国的に見ても少なくい新潟県勢。

しかし、そんな数字を覆すかのように、近年新潟県勢は力をつけている。

2009年に日本文理が、準優勝すると、翌年には、漫画「ドカベン」 のモデル校新潟明訓が8強に進出するなど、「最弱」とは程遠い、結果を残している。

そんな新潟県で、1991年に初出場を果たし、以降県を引っ張る存在となっているのが新潟明訓である。

新潟明訓を指揮し、強豪校に育て上げたのが、佐藤和也監督である。

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「野球さえしてれば いいのではない」 / 津田学園 佐川竜朗監督

2015年を境に東海大会の常連となり、東海圏の強豪として躍進を続ける三重県の津田学園高校。

17年の夏に県大会を制覇し夏の甲子園初出場し初勝利を挙げたことで、全国にもその名を広めた。

また19年には、17年ぶりのセンバツに出場も決めた。

そんなチームを指揮しているのが、佐川竜朗監督である。

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「我々は挑戦者だ」/ 桐蔭学園 片桐健一監督

県勢の全国制覇回数は春夏合わせて、13回を数え、優勝経験校も5校存在し、まさに、激戦区という言葉がピッタリである神奈川県。

全国に名を馳せる名門が集い、200弱のチームが甲子園の切符を目指し毎年熱い闘いが繰り広げられている。

そんな神奈川県で1971年の夏の甲子園で、初出場初優勝の快挙を成し遂げたのが、桐蔭学園である。

2003年から16年、甲子園から遠ざかっていたが、2018年秋に県大会を2位通過で関東大会を制覇して翌年のセンバツ出場を決め、復活を遂げた。

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