「指示待ちスポーツからの脱却を図りたい」/ 弘前学院聖愛 原田一範監督

青森山田八戸学院光星の二強に待ったをかける形で、創部から13年の2013年夏に県大会を制し、初出場の甲子園で16強入りを果たした、弘前学院聖愛高校。

チームを2001年の創部と同時期から指揮しているのは、弘前工業のOBである、原田一範監督である。

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原田監督は、「強みを生かしたチームづくり」をテーマに掲げ、選手たちの長所を最大限に発揮させるように引き出す指導を行なっている。

強み」には、具体的な定義を作らず、野球や技術以外の身体づくりやチームワークなどの、他のチームにないものほど、重宝している。

そのため、練習量を減らして、地域行事に参加させることもあれば、合宿でゲームを取り入れたり、その年に適したメニューで、チームの強みを強化している。

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また、選手同士のつながりを重視し、日課の朝礼や終礼では、選手だけでのミーティングで、目標や目的の確認を行ない、時には、褒めたり励まし合ったりしながら、コミュニケーションをとる習慣を作っている。

話し合う癖が身についた選手たちは、試合でも自然と声をかけ合うことができるようになり、大きくプラスに作用している。

日々のコミュニケーションで身についた「チームワーク」と、「強み」を生かした野球で、2度目の甲子園と東北の悲願を目指している。

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