「普段は悲観的に、試合では楽観的に」/ 木更津総合 早川隆久選手

2016年の甲子園で、春夏連続ベスト8入りを果たした、千葉県の木更津総合高校。

当時、チームのエースを務めていたのは、抜群のコントロールと、テンポの良いピッチングで、甲子園通算50奪三振を記録した、早川隆久選手である。

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早川選手は、小学生時代はソフトボールをしており、中学進学後に本格的に野球を始めるも、軟式野球部の2番手投手であった。

そのため、木更津総合に進学後も、特別注目を集める存在ではなく、怪我を発症したこともあり、外野手にコンバートされることとなった。

しかし、投手の夢を捨てきれず、1年夏の大会直前に、打撃投手として上級生相手に好投を続けてたことが評価されことをきっかけに、自ら志願して再びマウンドに立つこととなった。

打者がタイミングの取りずらい独特のフォームと、身体を上手く使った動きで、1年秋から投手として活躍し甲子園も経験すると、2年秋からは、  大黒柱としてチームを関東大会優勝へと導いた。

その後も、全国制覇目指し、冬場にはウエイトトレーニングと食トレで6キロの増量に成功し、メンタル面のトレーニングなども行い、万全の状態に仕上げて甲子園へ挑んだ。 

迎えた、センバツでは最終回に逆転サヨナラ負けを喫し、夏も2試合連続完封をするも、8強で敗れるなど、目標は果たせなかったが、日本代表に選出されるまでの大投手に成長したのであった。

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