「くよくよしていても意味がない」/ 明豊 若杉晟汰選手

2019年のセンバツ大会で、強豪校や優勝候補を次々と倒し、学校史上初の甲子園ベスト4入りを果たした大分県の明豊高校。

当時2年生ながらチームの主力投手として活躍していたのは、球速以上にキレのある直球を武器に強気のピッチングを見せていた、若杉晟汰選手である。

若杉選手は、小学校時代から軟式野球を始めると、明豊の付属中学では軟式野球を続けていたが、全国大会8強進出に貢献するなど、実績を残していた。

明豊高校進学後は、1年秋からチームの主力投手の一角を担い、秋の大会では全試合登板し防御率2.28の投球で、県大会の優勝や地区大会の準優勝にそれぞれ導いた。

続くセンバツでは、初戦の先発で4失点を喫しマウンドを降りることになるものの、次戦以降は直ぐに立て直し、先発や救援といった異なる場面でも完璧の投球を見せ、4強進出に貢献したのであった。

しかし、主将も担うこととなった2年の秋からは、チームは地区大会を制し神宮大会センバツ出場を決定づけるなど結果を残す中、若杉選手自身は、怪我によって本来の力を発揮できずにいた。

更にコロナ禍によって、センバツ大会や夏の甲子園の中止が決定し、前年のリベンジやの秋の悔しさを晴らす場面を失うなど、一時は練習へのモチベーションが上がらなかった。

それでも、代替大会や交流試合を励みに気持ちを切り替え、仲間とともに汗を流し、最後の甲子園では、先発7回1失点9奪三振の抜群のピッチングで、チームに勝利をもたらしたのであった。

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