初出場から10回目の挑戦にして悲願の甲子園初勝利を挙げて以降、全国で躍進を続ける盛岡大附属。
そんなチームを指揮しているのは、OBで自身も甲子園出場経験を持つ関口清治監督である。
関口監督は、自らやチームの先輩が果たせなかった、甲子園初勝利を託され、指導者生活をスタートさせた。
しかし、練習や努力の量を増やしても簡単には結果は出ず、出場を果たした甲子園でも惜敗が続いた。
そこで関口監督は、野球以外のことも含めた選手たちの学生生活の全てや、自らが行ってきた指導方法の見直しを行った。
選手たちには、寮生活や学校での過ごし方が、グラウンドにも影響を与えることを何度も伝え、人間力の成長を促した。
また、自身にも選手たちを理解することで、長所を引き出せるようになるとして、積極的にコミュニケーションの時間を増やすことをノルマと課した。
もちろん、両者ともに楽な作業ではなかったが、丁寧に時間をかけて行うことで、自信となる本物の実力が身につくようになった。
栄光への近道ばかりを探したり横着をするのではなく、地道に努力を重ねる盛岡大附属と関口監督は、更なる飛躍を見せてくれるだろう。
↓関口清治監督の記事はこちら↓
- 「エースやレギュラーは野球だけでなく、学校生活もきちんとして、信用される人間でなければならない」/ 松山商業 一色俊作監督
- 「目の前の結果にこだわりすぎてはいけない」/ 神村学園 小田大介監督
- 「怒られることは恥ずかしいことじゃない」/ 仙台育英 竹田利秋監督
- 「生活面をきっちりしていれば、プレーでも雑なことにはならない」/ 報徳学園 大角健二監督
- 「厳しくやらせることの反対って『楽する』ことじゃなく『楽しむ』こと」/ 新潟明訓 佐藤和也監督
PL学園 中京大中京 仙台育英 佐賀北 作新学院 健大高崎 八戸学院光星 前橋育英 北海 名言 報徳学園 大阪桐蔭 履正社 帝京 常総学院 広陵 愛工大名電 日大三高 日本文理 早稲田実業 明徳義塾 明石商業 明豊 星稜 智弁和歌山 智弁学園 東海大相模 松山商業 横浜高校 池田高校 済美 県岐阜商 箕島 習志野 聖光学院 興南 花咲徳栄 花巻東 近江 開星 静岡 駒大苫小牧 高松商業 高校野球 龍谷大平安
「「繰り返して、繰り返して、繰り返して、やっと本当の力になる」/ 盛岡大附 関口清治監督」への1件のフィードバック