「全員をレギュラーにすることはできなくても、全員をうまくすることはできる」/ 大阪桐蔭 西谷浩一監督

「平成最強」の称号を手にしたと言っても過言ではない、名門、大阪桐蔭高校。

平成の30年間で63勝を挙げ、8度の甲子園制覇と驚異的な数字に加え、第一線で活躍を続けるプロ野球選手も多数輩出している。

大阪桐蔭を指揮している、西谷浩一監督は、甲子園で勝つチームを育てながらも、全選手を「上達させて卒業させる」ことも目指している。

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西谷監督は、高校時代には不祥事により最後の夏に出場できなかったことや、大学進学後も主将ながらレギュラーになれなかった経験などから、控え選手や試合に出られない気持ちを誰よりも理解している。

そのため、レギュラーや控えに関係なく、大阪桐蔭を選び入学してくれた選手全員を成長させるために、自主練であっても、練習の最後まで付き合う。

時には、悩んでいる選手と面談をし、練習方や解決法を一緒になって考えることもある。

また、成果が出ていても、更なる目標や高みを目指すよう言葉をかけ、伸ばせる部分は徹底して伸ばし、現状に満足させないのが、西谷監督流である。

勝つことや結果にだけ拘るのではなく、選手たち一人一人を成長させるという、監督の信念が「最強軍団」を作り上げるのだろう。 

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