「自分が足りないと思ったことは、自分で考えて練習する」/ 静岡 堀内謙伍選手

2015年の甲子園に春夏連続で出場し、16年ぶりの出場となったセンバツでは、チーム最高成績に並ぶ、8強まで進出した静岡高校

当時チームの打線の中軸を担い、3季節連続の甲子園出場に大きく貢献していたのが、正捕手を務めていた、堀内謙伍選手である。

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堀内選手は、小学1年時から野球を始めると、中学時代にはエースとして活躍していたが、静岡高校進学後は、捕手に転向した。

投手時代に培った肩の強さを武器に、1年秋からは正捕手の座を掴み、2年夏には甲子園出場を果たし、安打も放つなど活躍を見せたが、チームは初戦敗退であった。

自主性が伝統の静岡高校では、監督やコーチからの必要以上な指導はないが、最終学年となった2年秋以降は、捕手のリードや試合の作り方などを学ぶために、自ら様々なアドバイスを受けていった。

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しかし、全てを誰かに教わるのではなく、学んだことや得た知識を参考に、自分なりの理論や考えを組み立てるなど、主体性を持ちながら取り組んでいた。

また、捕手というポジションを学ぶ上で、目配りや気配りなど人間性の部分も自然と身につき、人としても成長していった。

迎えた3年時には、センバツ8強進出に貢献し、夏の甲子園後の日本代表にも選出され、全国トップレベルの好投手を好リードし、世界大会準優勝へ導いたのであった。

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