「チームが勝つために何をすべきかを考えさせるのが僕の仕事」/ 横浜隼人 水谷哲也監督

現代の高校野球界にある、「私学であれば勝たなければならない」という世間の声に惑わされることなく、「人間教育」を重視して指導を続ける、横浜隼人高校の水谷哲也監督

全国屈指の激戦区神奈川に位置しながらも、中学時代に実績を残した有名選手を獲得し育成する「タレント野球」を行わず、人間教育から勝利を目指すスタイルは、テレビに取り上げられるほど評価が高い。

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「結果とこれまでの感謝の言葉こそが、君たちが親に渡す背番号です」/ 横浜隼人 水谷哲也監督

甲子園出場は2009年夏の1度のみではあるが、全国的な知名度を誇る、神奈川県の強豪、横浜隼人高校。

チームを1990年秋から指揮しているのは、野球と人間教育の両立指導を掲げている、水谷哲也監督である。

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「組織の中での自分の価値を見いだしてほしいと思っています」/ 横浜隼人 水谷哲也監督

「県大会の準々決勝以降は全国大会の1、2回戦より勝つのが難しい。」とまで噂されるほど、強豪校がひしめく激戦区神奈川県。

県勢の全国制覇回数は春夏合わせて、13回を数え、優勝経験校も5校存在し、まさに、激戦区という言葉がピッタリである (2019年時点)。

そんな激戦区神奈川で、21世紀に入って頭角を現し始めているのが横浜隼人高校である。

2009年夏は、優勝候補の筆頭であった横浜高校を倒し、甲子園初出場を決めた。

そんなチームを指揮するのが、水谷哲也監督である。

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