高いゴールを目指したり、難しい物事に取り組む上では、困難や苦労がつきものである。
そのため、途中の辛さに耐えかねて妥協をしたり、自分の甘さに負けて諦めたりしてしまう人は多い。
その一方で、強い心を持ち、どんな状況にも動じず、目の前のことに懸命に励んでいれば、必ず栄光を掴める。
そんな考えから、東海大相模を指揮していた門馬敬治監督は、信念を持って取り組むよう促していた。
門馬監督が就任した当時の東海大相模は、力のある選手も多く、最初のセンバツ大会では優勝を果たすなど、幸先の良いスタートとなった。
しかしながら、夏は約20年もの間、甲子園から遠ざかっており、そのジンクスから抜け出せずにいた。
また、名門校故にOBやファンからの厳しい声もあり、選手たち以上のプレッシャーが重荷となっていた。
それでも、できる限りの努力に励み、選手たちと一緒になって汗や涙を流したことで、遂に夏の甲子園出場の切符を掴むと、悲願の全国制覇も果たしたのであった。
劣勢や困難が訪れても、言い訳をすることなく、信念を持ち挑み続けた門馬監督のスタイルは、東海大相模の伝統として、これからも受け継がれていく。
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