春夏合わせて5度の全国制覇を成し遂げている、高校野球界を代表する強豪、東海大相模高校。
激戦区の神奈川県や関東に位置しながらも、毎年安定した成績を残していることに加え、幾人ものプロ野球選手も輩出している。
そんな東海大相模を指揮していたのは、4度の甲子園優勝へと導いた実績を持つ、門馬敬治監督である。
門馬監督は、29歳という若さで就任するも、一年足らずで、センバツ大会を制するなど、衝撃的なデビューを果たした。
しかし、翌年以降は思うような結果が残せず、特に夏の大会においては、10年間で一度も甲子園にたどり着けなかった。
そこで、伝統である「アグレッシブベースボール」を継承するだけでなく、独自の進化を加えることをスタートさせた。
走塁やカバーリングの徹底はもちろん、自らも積極的な采配を心がけるなど、アクティブな野球を作り上げた。
その結果、夏の甲子園にも返り咲くことに成功すると、自身3度目の夏の挑戦では、深紅の大優勝旗を掴むことに成功したのであった。
言葉だけでなく、行動で示して選手たちを引っ張る門馬監督の指導スタイルは、チームの新たな伝統として、受け継がれていく。
PL学園 中京大中京 仙台育英 佐賀北 作新学院 健大高崎 八戸学院光星 前橋育英 北海 名言 報徳学園 大阪桐蔭 履正社 帝京 常総学院 広陵 愛工大名電 拓大紅陵 敦賀気比 日大三高 日本文理 早稲田実業 明徳義塾 明石商業 明豊 星稜 智弁和歌山 智弁学園 東海大相模 松山商業 横浜高校 池田高校 沖縄尚学 済美 県岐阜商 聖光学院 興南 花咲徳栄 花巻東 開星 静岡 駒大苫小牧 高松商業 高校野球 龍谷大平安
- 「練習は人にやらさられるのではなく、自らやることが大切」/ 春日部共栄 本多利治監督
- 「高校野球は、ない中でどうやるかの野球」/ 如水館 迫田穆成監督
- 「基本はなくても基礎はある」/ 創成館 稙田龍生監督
- 「過去や結果を考える前に、今何ができるかを最優先に考えよう」/ 池田 岡田康志監督
- 「一つのミスがゲームを落とす」/ 九州国際大付 楠城徹監督