チームの甲子園で優勝できないジンクスを覆し、浦和学院を全国制覇へ導いた森士監督。
そんな栄光の裏には、全国の頂点を掴むまでの21年にも及ぶ険しい道のりがあった。
森監督は就任後直ぐに、高いチーム力を武器に、甲子園4強進出を果たすなど、素晴らしいスタートダッシュを決めた。
しかし、その後は甲子園から遠ざかったり、出場しても初戦敗退が続くなど、苦しい期間が長く続いた。
そこで森監督は、チーム力を意識させすぎていることが、仲間への甘えや他人への依存に繋がっているとして、改革を行った。
協力や感謝し合うことは、団体競技である以上重要ではあるが、責任感がなく、ピンチには弱さになっていたからだ。
以降は、チームの緩い雰囲気を排除するために、選手たち全員に役割を持たせたり、一人が与えるチームへの影響を自覚させるなどのマネジメントへと切り替えた。
その結果、組織として上手く機能しはじめると、チームは甲子園でも結果を残せるようになっていった。
個々の責任感が生み出す強い組織力を武器に、浦和学院と森監督は、これからも甲子園で活躍を見せてくれるだろう。
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「「自己責任なき仲間意識などは無意味だ」/ 浦和学院 森士監督」への1件のフィードバック