勝負事で勝つためには、力の大きさや技のレベルの高さも必要だが、それ以上に、気持ちの強さというものも欠かせない要素である。
例えどれだけ優れた能力を持っていたり、日々の鍛錬で磨き上げられたスキルを身につけていても、それらを発揮する上では、強気なメンタルがなければならないからだ。
その一方で、自身が出せる最大の力を発揮するための強い気持ちがあれば、相手より力が劣っていても勝てる可能性が高まるものである。
そうした考えから、野球の技術や体を鍛えるより、弱気にならないメンタル面を育てる指導に力を入れているのは、八戸学院光星の仲井宗基監督である。
仲井監督は、普段の練習から強い気持ちは作れるとして、雪が積もり外で練習できない冬でも、室内だからこそできることを探し、雪国でない地域にもマインドだけは負けないようにさせている。
また、レギュラーや控えに関係なく、極力同じ練習メニューに取り組ませ、ライバル意識や競争心を作るなど、常に攻める気持ちを忘れされない工夫もしている。
強気の野球を代名詞に闘う、仲井監督と八戸学院光星の選手たちは、東北勢の悲願に向けて、更なる技術の成長とともにメンタルの向上も目指している。
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「「弱気になったら神様は微笑んでくれない」/ 八戸学院光星 仲井宗基監督」への1件のフィードバック