「『大人の都合で子供たちが振り回されることだけはないようにしよう』と心掛けています。」/ 近江 多賀章仁監督

高校野球の激戦区であり、全国トップレベルのチームが多数存在する近畿地方。

その近畿で唯一優勝経験のないのが滋賀県である。

しかし、決してレベルが低い訳では無い。

2018年のセンバツでは、県勢が3校甲子園に出場。県のレベルの高さを全国に知らしめた。

そんな滋賀県勢の最高成績を残してるのが、近江高校である。

2001年の夏の選手権では、「三本の矢」と称される3投手を擁して、甲子園準優勝を成し遂げた。

また、2018年夏も強豪を倒し8強まで勝ち進むなど、四半世紀近く全国から注目を集める存在である。

そんなチームを指揮するのが名将、多賀章仁監督である。

多賀章仁監督の記事はこちら。

多賀監督は自身の経験から選手達に野球に集中しやすい環境を意識して作っている。

多賀監督の現役時代には、監督が何度も交代し、選手と監督の信頼関係を築くことができず、チーム方針や監督の野球を理解できない間に引退を迎えたのであった。

チームカラーや、スタイルは毎年変わることはあるが、大人の事情で選手達に負担や迷惑をかけないよう気を配るという考えは一度もぶれることがない。

選手を第一に考えて、技術や生活の指導を行うことで、監督と選手の間に信頼関係が生まれ、より良い選手が育つのだろう。

「「『大人の都合で子供たちが振り回されることだけはないようにしよう』と心掛けています。」/ 近江 多賀章仁監督」への1件のフィードバック

  1. 多賀監督さん、今夏甲子園は無失策での出場…初失策から各選手の萎縮が目立ち6失策…負けるべくして負けたと感じ取れました。甲子園は地方予選にはない魔物が存在すると語り継がれています。監督の指揮命令は絶対なのかも…真の実力を発揮できる環境づくり…私は近江の練習風景は目にした事はありません。U18出場の林くん…代表監督のもとでなら…真の実力でもって、のびのび野球の期待が持てそうですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です