「毎日、選手全員に声をかけるようにしています」/ 三重 中村好治監督

2014年に監督に就任すると、夏の甲子園では準優勝へとチームを導いた三重高校中村好治前監督

中村監督は、社会人野球の選手や監督の経験をはじめ、大学や高校での指導経験も豊富である。

そんな多くの指導や野球経験から、「選手は監督に声をかけられると嬉しいもの」という考えを持ち、監督就任後から毎日欠かさず、選手全員とコミュニケーションをとっていた。

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「全てを求めるのではなく、それぞれの強みを生かす役割を与えている」/ 弘前学院聖愛 原田一範監督

県大会6連覇を達成した青森山田、甲子園で3季連続準優勝を成し遂げた八戸学院光星の2強時代になりつつあった青森県。

21世紀に入ってからは、八戸学院光星青森山田が県や全国で勝ち続けていた。

そんな2強に待ったをかける形で、甲子園出場を決めたのが弘前学院聖愛である。

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「野球はふてぶてしく大胆にいこうと思います」/ 鹿児島実業 宮下正一監督

甲子園で春夏合わせて30を超える勝ち星を残している九州の強豪、鹿児島実業高校。

創部100年を超える伝統と、平均すると4年に1回のペースで甲子園出場をしている安定感を持つ名門である。

多くのプロ野球選手輩出に、1996年のセンバツには県勢初の全国制覇を成し遂げるなど、数々の実績を残している。

そんな名門を指揮するのは社会人野球の経験もある、OBの宮下正一監督である。

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「何事も楽しめる生き方の方が大事」/ 山梨学院 吉田洸二監督

2009年のセンバツで長崎の公立高校清峰を指揮して、全国制覇へ導いた吉田洸二監督

2006年の春にも甲子園で準優勝するなど、無名の公立高校を全国レベルのチームへと育て上げた名将である。

2014年からは、山梨学院の監督に就任し、16年の夏から4年連続で、甲子園へ導いている(2019年現在)。

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「練習の1つ1つの動きが、すべてにつながる」/ 福岡大大濠 八木啓伸監督

甲子園には春夏出場経験があり、県内では上位進出常連で毎年優勝候補として注目されている存在であり、プロ野球選手も輩出している福岡の強豪、福岡大大濠高校。

1989年の夏の甲子園と、2017年のセンバツ大会では8強に進出し、2016年の秋は、県大会と地区大会を優勝し、神宮大会四強進出を果たしている。

そんなチームを2010年から指揮するのは、OBの八木啓伸監督である。

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「高校野球の監督はガマンとロマン」/ 福井商 北野尚文監督

北陸を代表する名門、福井商業を1968年から指揮していたのが北野尚文監督である。

北野監督は、通算36度の甲子園へチームを導き、1978年には、センバツで準優勝を成し遂げた。

また、1986年夏から8季連続出場や86年から続く夏の福井県大会20年連続決勝進出など数々の見間も破られぬ記録を残している。

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「全員でやるからこそ、チームは本当の意味でひとつになれる」/ 報徳学園 永田裕治監督

高校野球の聖地である甲子園球場から6km離れた場所に位置する報徳学園高校。

春夏合わせて3度の甲子園制覇に60を超える勝ち星を記録している、全国レベルの強豪である。

逆転の報徳」の名で多くの高校野球ファンから親しまれている名門を1994年から指揮し、春夏合わせて18度甲子園に導いたのが、永田裕治監督である。

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「野球ノートは自分の意識と行動を変えるためのノートなんです」/ 沖縄尚学 比嘉公也監督

沖縄の高校野球の歴史を語る上でかかせないのが、沖縄尚学高校である。

1999年のセンバツ大会では、県勢初の甲子園優勝を成し遂げると、2008年のセンバツ大会でも、甲子園を制覇した記録を残している。

そんな2度のセンバツ優勝を99年はエースとして、08年は監督として経験したのが、現在も指揮を執る比嘉公也監督である。

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「最高にできることより、最低限これができるというものを作る」/ 静岡 栗林俊輔監督

大正15年の夏の甲子園制覇を成し遂げた東海地方を代表する名門静岡高校

昭和35年、48年の選手権では、甲子園準優勝を記録し、その後平成初期は甲子園から遠ざかったものの、平成27年のセンバツには8強入と、現在も躍進を続けている。

そんな伝統校を指揮しているのは、栗林俊輔監督である。

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